完成予定0.00X%のネタをこっそり呟くためのブログ。半端なままでの更新が多くともそこはそっと見守ってあげてください&応援する気持ちが芽生えたら拍手を!(管理人がむせび泣いて喜びます)
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同日11:00。子供達が完全に寝付いたのを確認してそっと部屋に忍び込む影一つ。重量に逆らって天井に向かう髪の毛のシルエット――綱吉だ。
暗闇の中、ごそごそと手元を探りこっちがフゥ太ので…こっちが…と声を殺しつつ確認するのはサンタクロースからの贈り物である。
明日の朝、目を覚ました子供達が枕元のプレゼントに喜びの声をあげるのを想像すると笑みがこぼれる。
綺麗にラッピングされたそれには一人一人の望みに合わせて異なる品が納められている。ランボには戦隊物のキャラクターの人形(ヒーローの方ではなく怪人のほうだった)(…あいつ何でか悪役が好きなんだよな)、イーピンには女の子らしく可愛らしい人形(いま巷で女子に人気のキャラクター物だ。確か京子ちゃんとハルが同じシリーズのストラップを持っていたと思う)。フゥ太には揃いのニット帽と手袋(いつも着けているマフラーと合いそうなデザインだ)。
どれも今日の日の為に綱吉の母親がこっそり用意した物である。奈々はよく気の利く人で、“サンタへの手紙”など書くまでもなく普段の子供達の言動から欲しいものは把握していたようで、こういう時にあらためて母の偉大さに感心してしまう綱吉だった。
そういえば綱吉も昔からクリスマスに貰うプレゼントは誰にも言っていなくても当時一番欲しいものが贈られていたものだった。(だから当時は本当にサンタクロースはいるのだと信じていたくらいだ)
(……まあ、大抵の家庭ではサンタクロースの正体はお父さんなわけだけど…。)
それでいうなら幼い頃の綱吉にとって『サンタさん(おとうさん)』は奈々であり、今、子供達の『サンタさん(おとうさん)』は綱吉自身と言うところか。それもいいな、なんてふと考えて少々照れくさそうに笑う様は本人に自覚はないが中学生にしては不似合いな父性愛が滲み出ている。
…多分本人は自分自身もまたサンタクロースからプレゼントを受け取る側だということはすっかり抜け落ちてしまっているのだろう綱吉は、翌日自分宛に届いている幾つもの贈り物に仰天して。
――――そしてそれから、年相応の笑顔で照れくさそうにはにかむのだ。
その後すぐに贈り物の品々の相場額を知って目を回すことになるのは…また別の話。
(こ、こんなの貰えないよ~~っ!!)
クリスマスからだいぶ遅刻気味ですがなんとか小話完。
ちびっこ達のお兄さんなツっ君が好き!さらにはちびっこ達のお父さんなツっ君もいいとおもうの!
でもやっぱりツっ君もまだまだ子供なんだからこーいう時には大人達がうんと甘やかしたがるといいとも思います。
ちなみにツナに届いたプレゼントはママンからは勿論九代目やディーノさんを筆頭になんか凄く豪華なものが混じっているわけです(笑)
そして…ツナの頭の中では端からカウント外なかわいそうなパパンなのでした(苦笑)
同日11:00。子供達が完全に寝付いたのを確認してそっと部屋に忍び込む影一つ。重量に逆らって天井に向かう髪の毛のシルエット――綱吉だ。
暗闇の中、ごそごそと手元を探りこっちがフゥ太ので…こっちが…と声を殺しつつ確認するのはサンタクロースからの贈り物である。
明日の朝、目を覚ました子供達が枕元のプレゼントに喜びの声をあげるのを想像すると笑みがこぼれる。
綺麗にラッピングされたそれには一人一人の望みに合わせて異なる品が納められている。ランボには戦隊物のキャラクターの人形(ヒーローの方ではなく怪人のほうだった)(…あいつ何でか悪役が好きなんだよな)、イーピンには女の子らしく可愛らしい人形(いま巷で女子に人気のキャラクター物だ。確か京子ちゃんとハルが同じシリーズのストラップを持っていたと思う)。フゥ太には揃いのニット帽と手袋(いつも着けているマフラーと合いそうなデザインだ)。
どれも今日の日の為に綱吉の母親がこっそり用意した物である。奈々はよく気の利く人で、“サンタへの手紙”など書くまでもなく普段の子供達の言動から欲しいものは把握していたようで、こういう時にあらためて母の偉大さに感心してしまう綱吉だった。
そういえば綱吉も昔からクリスマスに貰うプレゼントは誰にも言っていなくても当時一番欲しいものが贈られていたものだった。(だから当時は本当にサンタクロースはいるのだと信じていたくらいだ)
(……まあ、大抵の家庭ではサンタクロースの正体はお父さんなわけだけど…。)
それでいうなら幼い頃の綱吉にとって『サンタさん(おとうさん)』は奈々であり、今、子供達の『サンタさん(おとうさん)』は綱吉自身と言うところか。それもいいな、なんてふと考えて少々照れくさそうに笑う様は本人に自覚はないが中学生にしては不似合いな父性愛が滲み出ている。
…多分本人は自分自身もまたサンタクロースからプレゼントを受け取る側だということはすっかり抜け落ちてしまっているのだろう綱吉は、翌日自分宛に届いている幾つもの贈り物に仰天して。
――――そしてそれから、年相応の笑顔で照れくさそうにはにかむのだ。
その後すぐに贈り物の品々の相場額を知って目を回すことになるのは…また別の話。
(こ、こんなの貰えないよ~~っ!!)
クリスマスからだいぶ遅刻気味ですがなんとか小話完。
ちびっこ達のお兄さんなツっ君が好き!さらにはちびっこ達のお父さんなツっ君もいいとおもうの!
でもやっぱりツっ君もまだまだ子供なんだからこーいう時には大人達がうんと甘やかしたがるといいとも思います。
ちなみにツナに届いたプレゼントはママンからは勿論九代目やディーノさんを筆頭になんか凄く豪華なものが混じっているわけです(笑)
そして…ツナの頭の中では端からカウント外なかわいそうなパパンなのでした(苦笑)
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