完成予定0.00X%のネタをこっそり呟くためのブログ。半端なままでの更新が多くともそこはそっと見守ってあげてください&応援する気持ちが芽生えたら拍手を!(管理人がむせび泣いて喜びます)
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標的236ネタ。シリアス。
現時点で書きたいシーンのみで、他は状況説明としてメモ書き程度だったりします。
ハルと京子のボイコット宣言後、女性陣は立て籠りを開始。
ツナが途方にくれているとそこに装置の移動を終えた正一とスパナがアジトへやってきます。
事情を聞いた正一は、「なるほどねぇ…」と相槌をうち女子の行動に感心したような態度をとりますが、そんな正一の態度に食って掛かるツナ。
「もう!入江君!!感心してる場合じゃないですよ!?」
京子ちゃんやハルをマフィアに巻き込むなんて、絶対に絶対にだめだ!!と、ただでさえ以前のヴァリアー戦で守護者として山本や了平を巻き込んでしまったことを未だに納得しきれていないツナは、この上彼女達まで巻き込むのは絶対に嫌だと頑なに言い続けます。
一方、なんでそんなに頑なになるのかなぁと頭をかく正一。
状況に混乱し気持ちの整理がうまくついていないツナは、正一に怒りをぶつけます。
「なんだよっ!…大体、入江君達が京子ちゃんたちまで未来に連れてきたりしなければこんなことにはならなかったんじゃないか…っ!」
「そんなこと言われても…前にも言ったけど、それは仕方なかったんだよ…この時代の綱吉君だって色々考えて決めたことで…」
「そんなのっ!何度言われたって納得なんてできないよ…!!」
正一の言葉を遮るように叫ぶ。
その顔は、くしゃりと歪んでいて今にも泣き出しそうな、悔しそうな、悲しそうなものだった。
握った拳が小刻みに震えている。
「守らなきゃいけないのに…守りたいのに…そのはずなのに……ぜんぜん、オレなんかじゃ守れないんだ……」
思い出すのはメローネ基地で見せ付けられた真6弔花の力…白蘭との圧倒的なまでの力の差。
――――そして、正しく開匣することさえできていない自分の匣。
大丈夫。もうすぐ。信じて。先程彼女達に言ったその言葉は、まるで自分自身に言い聞かせてるみたいだった。
安心させたかったはずなのに、あの時巧く笑えてたかどうかすらわからない。
今の自分のままで、本当にみんなを無事に過去に帰してあげられるのか――守れるのか。
…覚悟は、心は、強く決まっているのに、実際にはなんて不甲斐ないダメツナなのだろうか。
「………こんな状態で、京子ちゃん達に全部教えるなんて…そんなの今よりずっと不安にさせるだけじゃないか…」
顔をふせて弱々しく呟く綱吉の姿に、正一はあらためてこの沢田綱吉は自分の知るドン・ボンゴレではなくまだ14歳の少年なのだと実感する。…そんな子どもに世界の命運も何もかもを賭けて…いや、背負わせているのだと。
(………それでも、この子は綱吉君だ。いまだ未完成で…そして未知数な、可能性に満ちた大空の継承者…この時代の彼自身が信じ、託した相手)
途中だけど眠いのでここまで! orz
暇があれば続きも書きにきます。
現時点で書きたいシーンのみで、他は状況説明としてメモ書き程度だったりします。
ハルと京子のボイコット宣言後、女性陣は立て籠りを開始。
ツナが途方にくれているとそこに装置の移動を終えた正一とスパナがアジトへやってきます。
事情を聞いた正一は、「なるほどねぇ…」と相槌をうち女子の行動に感心したような態度をとりますが、そんな正一の態度に食って掛かるツナ。
「もう!入江君!!感心してる場合じゃないですよ!?」
京子ちゃんやハルをマフィアに巻き込むなんて、絶対に絶対にだめだ!!と、ただでさえ以前のヴァリアー戦で守護者として山本や了平を巻き込んでしまったことを未だに納得しきれていないツナは、この上彼女達まで巻き込むのは絶対に嫌だと頑なに言い続けます。
一方、なんでそんなに頑なになるのかなぁと頭をかく正一。
状況に混乱し気持ちの整理がうまくついていないツナは、正一に怒りをぶつけます。
「なんだよっ!…大体、入江君達が京子ちゃんたちまで未来に連れてきたりしなければこんなことにはならなかったんじゃないか…っ!」
「そんなこと言われても…前にも言ったけど、それは仕方なかったんだよ…この時代の綱吉君だって色々考えて決めたことで…」
「そんなのっ!何度言われたって納得なんてできないよ…!!」
正一の言葉を遮るように叫ぶ。
その顔は、くしゃりと歪んでいて今にも泣き出しそうな、悔しそうな、悲しそうなものだった。
握った拳が小刻みに震えている。
「守らなきゃいけないのに…守りたいのに…そのはずなのに……ぜんぜん、オレなんかじゃ守れないんだ……」
思い出すのはメローネ基地で見せ付けられた真6弔花の力…白蘭との圧倒的なまでの力の差。
――――そして、正しく開匣することさえできていない自分の匣。
大丈夫。もうすぐ。信じて。先程彼女達に言ったその言葉は、まるで自分自身に言い聞かせてるみたいだった。
安心させたかったはずなのに、あの時巧く笑えてたかどうかすらわからない。
今の自分のままで、本当にみんなを無事に過去に帰してあげられるのか――守れるのか。
…覚悟は、心は、強く決まっているのに、実際にはなんて不甲斐ないダメツナなのだろうか。
「………こんな状態で、京子ちゃん達に全部教えるなんて…そんなの今よりずっと不安にさせるだけじゃないか…」
顔をふせて弱々しく呟く綱吉の姿に、正一はあらためてこの沢田綱吉は自分の知るドン・ボンゴレではなくまだ14歳の少年なのだと実感する。…そんな子どもに世界の命運も何もかもを賭けて…いや、背負わせているのだと。
(………それでも、この子は綱吉君だ。いまだ未完成で…そして未知数な、可能性に満ちた大空の継承者…この時代の彼自身が信じ、託した相手)
途中だけど眠いのでここまで! orz
暇があれば続きも書きにきます。
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考えはしたけども小ネタ止まりだったホワイトデーのネタ。
*****
小ネタ1●綱吉と正一と白いあいつ
「うーんうーん」
「…あれ?綱吉君?どうしたんだい、何唸ってるの?」
「…あ、入江君。 いやぁその…この間のバレンタインのお返しをどうしようかなぁって悩んでたんです…」
「悩む?…普通にお菓子でも返せばいいんじゃないのかい?」
「それはそうなんだけど―――ほら、バレンタインといえばチョコだけど、ホワイトデーのお菓子って色々あるから…クッキーとかキャンディとか」
「ああ、そう言えば」
「あと代表的なのはマシュマ「ぐふぅおぁ!!」ロか…な…ってえぇぇえ!!?
い、入江君?!突然どうしたの!!?」
「ゲホっ…ごほッ…いや、な…んでも…………………ないよ。」
「そ、そう…ですか?(ならその間は一体!?)」
「うん…ごめんね、驚かせたね…」
「…いや、いいですけど」
「…ほんと…なんでもないんだ…なんでも……マ…マシマロ……白蘭サン………マシマロ……(ぶつぶつ)」
「…………(よ、よくわかんないけどマシュマロはやめておこう…)」
(きっとこの入江君はマシマロのことで白蘭と何かトラウマがあるのでせう/苦笑)
*****
小ネタ2●綱吉とスパナと甘いあいつ
「(マシュマロはナシ…クッキーかキャンディ…うーん、やっぱどっちかと言えば)…キャンディのほうがぽい…よなぁ」
「キャンディがどうしたんだ?ボンゴレ」
「えっ?! あ、…スパナ」
「キャンディほしいのか?…ならコレやる…ほい」
「あ、ありがとう………て!いや、ちがくて…」
「ん?…市販のヤツはあんまりおすすめしないぞ…? あれは変な添加物とか入ってたりするから健康によくない」
「へ~…そうなんだ…」
「ウチのは味も栄養バランスも考えた自慢の材料だから安心だ」
「あぁ、手作りなんだっけ」
「うん。だから安心して食え、ボンゴレ」
「うん。いただきま……て!だから違うんだって! オレが食べるんじゃなくて!!」
「ん?…何が?」
「いや、だから、ホワイトデーにあげるバレンタインのお礼をキャンディにしようかな…て話だったんだけど」
「…………ふむ。そうなのか。……いくつほしいんだ?」
「…え?いくつって何が?」
「飴ならいくらでもあるからな。そのこ等のぶんの飴がほしいならやるぞ。いくつだ?」
「あ~…(そういうことか~……でもさすがにホワイトデーの飴にスパナのあの飴は…ちょっと…)………」
「……ボンゴレ?」
「あ、えと、せっかくだけど遠慮しとくよ…?
ほら、やっぱお礼だしオレが自分で用意したいし…あははっ」
「ふむ。そうか、がんばれよ。」
「あ、うん。ありがとう」
(多分このあと材料とか道具とか借りてツっ君飴つくりに挑戦/しかし結局固める段階でスパナ型しかないことが判明して無意味に終わる)
*****
小ネタ1●綱吉と正一と白いあいつ
「うーんうーん」
「…あれ?綱吉君?どうしたんだい、何唸ってるの?」
「…あ、入江君。 いやぁその…この間のバレンタインのお返しをどうしようかなぁって悩んでたんです…」
「悩む?…普通にお菓子でも返せばいいんじゃないのかい?」
「それはそうなんだけど―――ほら、バレンタインといえばチョコだけど、ホワイトデーのお菓子って色々あるから…クッキーとかキャンディとか」
「ああ、そう言えば」
「あと代表的なのはマシュマ「ぐふぅおぁ!!」ロか…な…ってえぇぇえ!!?
い、入江君?!突然どうしたの!!?」
「ゲホっ…ごほッ…いや、な…んでも…………………ないよ。」
「そ、そう…ですか?(ならその間は一体!?)」
「うん…ごめんね、驚かせたね…」
「…いや、いいですけど」
「…ほんと…なんでもないんだ…なんでも……マ…マシマロ……白蘭サン………マシマロ……(ぶつぶつ)」
「…………(よ、よくわかんないけどマシュマロはやめておこう…)」
(きっとこの入江君はマシマロのことで白蘭と何かトラウマがあるのでせう/苦笑)
*****
小ネタ2●綱吉とスパナと甘いあいつ
「(マシュマロはナシ…クッキーかキャンディ…うーん、やっぱどっちかと言えば)…キャンディのほうがぽい…よなぁ」
「キャンディがどうしたんだ?ボンゴレ」
「えっ?! あ、…スパナ」
「キャンディほしいのか?…ならコレやる…ほい」
「あ、ありがとう………て!いや、ちがくて…」
「ん?…市販のヤツはあんまりおすすめしないぞ…? あれは変な添加物とか入ってたりするから健康によくない」
「へ~…そうなんだ…」
「ウチのは味も栄養バランスも考えた自慢の材料だから安心だ」
「あぁ、手作りなんだっけ」
「うん。だから安心して食え、ボンゴレ」
「うん。いただきま……て!だから違うんだって! オレが食べるんじゃなくて!!」
「ん?…何が?」
「いや、だから、ホワイトデーにあげるバレンタインのお礼をキャンディにしようかな…て話だったんだけど」
「…………ふむ。そうなのか。……いくつほしいんだ?」
「…え?いくつって何が?」
「飴ならいくらでもあるからな。そのこ等のぶんの飴がほしいならやるぞ。いくつだ?」
「あ~…(そういうことか~……でもさすがにホワイトデーの飴にスパナのあの飴は…ちょっと…)………」
「……ボンゴレ?」
「あ、えと、せっかくだけど遠慮しとくよ…?
ほら、やっぱお礼だしオレが自分で用意したいし…あははっ」
「ふむ。そうか、がんばれよ。」
「あ、うん。ありがとう」
(多分このあと材料とか道具とか借りてツっ君飴つくりに挑戦/しかし結局固める段階でスパナ型しかないことが判明して無意味に終わる)
これまで100年近く表に出てくることのなかった幻の秘宝・Vシリーズ『雲のリング』が突如裏オークションに姿を現した。多くのコレクターが雲のリングを求めて争うなか、それを圧倒的な資金力で競り落としたのは日本のとある財団経営者だった…。
「まったく…こんなものになんの価値があるんだか…無駄金もいいところだよ」
「ふっ…文句なら賭けに負けたお前自身にいうんだな――ヒバリ」
ヒバリこと雲雀恭弥。彼こそが雲のリングの現所有者。
指輪をめぐり彼のもとに舞い込んできた噂と一通の予告状…月夜の遭遇…そして……
物と者。者と者。それぞれが巡り合い、物語は動き出す。やがて雲雀が辿り着いた真実とは…?!
「僕は、欲しいものは自力で手に入れる主義でね。」
「おやおや。奇遇ですね――僕もなんです」
彼らを待ち受ける物語の結末とは果たして如何なるものなのか!?
今春、いよいよ始動!!
嘘です。
はじまりませんよ?(苦笑)
ただ単に、子供の頃、怪盗セイント●ールっていう少女漫画がだいすきだったなぁ。…ということを懐かしく思い返してたら浮かんだネタ。REBORN!で怪盗パロ。
…でも設定は、別にセ●ントテール的ではない…まぁパロといえどもベースはREBORN!のままです。
しかも予告風に思わせ振りなセリフとか入れてみましたが、正直具体的なストーリー展開とか考えてないですし。
いつか。いつか!(強調)書けたらいいね。という気持ちで少女漫画っぽく、かつ、ひばつなむくを目指して設定を構想中。
…むしろ誰か書いてくれませんか?(笑)←
以下設定。
【人物設定】
雲雀恭弥:
並盛でその名を知らない者はいないとまで言われる人物。
秩序をこよなく愛し、孤独を好む。25歳。男性。
若くして風紀財団という会社のトップ。
知人との賭けにより、Vシリーズ・雲のリングの所有者となる。
怪盗696:
美しいものならば何でも狙うという怪盗。
神出鬼没であり得ない状況下で盗みを成功させてしまうその手際と、特徴的すぎるシルエット及び笑い方で有名。
黒曜町で出没していたが、最近、並盛町にも現れるようになった。
(Vシリーズ・霧のリング所持者。不思議な技の数々はリングの力によるもの。かつてVシリーズ・霧のリングに適合し、以来怪盗となる。)
フレイム:
噂話にのぼる伝説の怪盗。その噂はすでに都市伝説にちかい。
その姿を見たものは誰ひとりとしていないという。
盗みの前に必ず炎のマークのついた予告状を出すと言われている。
詳細情報は少なく正式な名称も定かでない。予告状のマークから『怪盗フレイム』と呼ばれるようになった。
Vシリーズという指輪のみを狙う。
今回、Vシリーズの一点が並盛町のとある財団のもとに移ったことで並盛町に姿を現した。
綱吉:
雲雀が助けた少年?。見かけは14~5歳くらいに見えるが、本人曰く成人しているらしい。
リボーンの知り合い。怪盗696を追っている。
(Vシリーズ・大空のリングの十代目正当継承者。フレイムを襲名したⅩ世[デーチモ]=現怪盗フレイム。)
リボーン:
雲雀の知人。イタリア人。年齢不詳。男性。
雲雀との賭けに勝利し雲雀に雲のリングを競り落とさせた張本人。
(綱吉の育ての親で教育者。Vシリーズ管理者でもある。)
草壁哲矢:雲雀の部下。綱吉の身の回りの世話をする。
笹川、山本:警察。雲のリングの警備にあたる。
【その他の設定】
Vシリーズ:
曰く付きのリングシリーズ。全部で14あるらしい。
時代時代に姿を現してはまた消えていく謎大き指輪。
適合した持ち主には絶大な能力を与え、それ以外には不幸と怨嗟をもたらすという。
「全て集めたものには不老長寿の力が与えられる」「古代文明の秘密の鍵を握る奇跡のオーパーツ」など胡散臭い噂がまことしやかに囁かれている。
怪盗は2人もいるのに探偵は出てこないらしい…セイン●テールじゃなくジャ●ヌですか?
怪盗のネーミングセンスが無さすぎる orz
(語呂合わせではなく、ろくきゅーろく、と読んでほしいデス)
この場合主人公はヒバリさんですね。つっくんは謎大きヒロイン(←)
このネタに賛同してくださるむしろ私が書いちゃるよ!って方はご自由にコメントどうぞ!(笑)
「まったく…こんなものになんの価値があるんだか…無駄金もいいところだよ」
「ふっ…文句なら賭けに負けたお前自身にいうんだな――ヒバリ」
ヒバリこと雲雀恭弥。彼こそが雲のリングの現所有者。
指輪をめぐり彼のもとに舞い込んできた噂と一通の予告状…月夜の遭遇…そして……
物と者。者と者。それぞれが巡り合い、物語は動き出す。やがて雲雀が辿り着いた真実とは…?!
「その価値を、僕は最も正しく理解している。
…故に、誰よりも、僕こそが相応しいのですよ…このリングにも――君にも」
…故に、誰よりも、僕こそが相応しいのですよ…このリングにも――君にも」
「価値も正しさも他人の決めたものなんて無意味だ。
――――“それ”は自分自身で決める」
――――“それ”は自分自身で決める」
「…自分が正しいかどうかなんて、ほんとは全然わかんないよ。
…でも、貴方が間違ってるってことはこんな俺でもわかるッ!!」
…でも、貴方が間違ってるってことはこんな俺でもわかるッ!!」
「僕は、欲しいものは自力で手に入れる主義でね。」
「おやおや。奇遇ですね――僕もなんです」
「――――決着をつけよう、」
彼らを待ち受ける物語の結末とは果たして如何なるものなのか!?
今春、いよいよ始動!!
嘘です。
はじまりませんよ?(苦笑)
ただ単に、子供の頃、怪盗セイント●ールっていう少女漫画がだいすきだったなぁ。…ということを懐かしく思い返してたら浮かんだネタ。REBORN!で怪盗パロ。
…でも設定は、別にセ●ントテール的ではない…まぁパロといえどもベースはREBORN!のままです。
しかも予告風に思わせ振りなセリフとか入れてみましたが、正直具体的なストーリー展開とか考えてないですし。
いつか。いつか!(強調)書けたらいいね。という気持ちで少女漫画っぽく、かつ、ひばつなむくを目指して設定を構想中。
…むしろ誰か書いてくれませんか?(笑)←
以下設定。
【人物設定】
雲雀恭弥:
並盛でその名を知らない者はいないとまで言われる人物。
秩序をこよなく愛し、孤独を好む。25歳。男性。
若くして風紀財団という会社のトップ。
知人との賭けにより、Vシリーズ・雲のリングの所有者となる。
怪盗696:
美しいものならば何でも狙うという怪盗。
神出鬼没であり得ない状況下で盗みを成功させてしまうその手際と、特徴的すぎるシルエット及び笑い方で有名。
黒曜町で出没していたが、最近、並盛町にも現れるようになった。
(Vシリーズ・霧のリング所持者。不思議な技の数々はリングの力によるもの。かつてVシリーズ・霧のリングに適合し、以来怪盗となる。)
フレイム:
噂話にのぼる伝説の怪盗。その噂はすでに都市伝説にちかい。
その姿を見たものは誰ひとりとしていないという。
盗みの前に必ず炎のマークのついた予告状を出すと言われている。
詳細情報は少なく正式な名称も定かでない。予告状のマークから『怪盗フレイム』と呼ばれるようになった。
Vシリーズという指輪のみを狙う。
今回、Vシリーズの一点が並盛町のとある財団のもとに移ったことで並盛町に姿を現した。
綱吉:
雲雀が助けた少年?。見かけは14~5歳くらいに見えるが、本人曰く成人しているらしい。
リボーンの知り合い。怪盗696を追っている。
(Vシリーズ・大空のリングの十代目正当継承者。フレイムを襲名したⅩ世[デーチモ]=現怪盗フレイム。)
リボーン:
雲雀の知人。イタリア人。年齢不詳。男性。
雲雀との賭けに勝利し雲雀に雲のリングを競り落とさせた張本人。
(綱吉の育ての親で教育者。Vシリーズ管理者でもある。)
草壁哲矢:雲雀の部下。綱吉の身の回りの世話をする。
笹川、山本:警察。雲のリングの警備にあたる。
【その他の設定】
Vシリーズ:
曰く付きのリングシリーズ。全部で14あるらしい。
時代時代に姿を現してはまた消えていく謎大き指輪。
適合した持ち主には絶大な能力を与え、それ以外には不幸と怨嗟をもたらすという。
「全て集めたものには不老長寿の力が与えられる」「古代文明の秘密の鍵を握る奇跡のオーパーツ」など胡散臭い噂がまことしやかに囁かれている。
怪盗は2人もいるのに探偵は出てこないらしい…
怪盗のネーミングセンスが無さすぎる orz
(語呂合わせではなく、ろくきゅーろく、と読んでほしいデス)
この場合主人公はヒバリさんですね。つっくんは謎大きヒロイン(←)
このネタに賛同してくださる
…というかちゃんとした会話にしたら完成の目処がたたなかったから止めたんだけど。
出番の削られてしまったヒバリさんとツナの応接室でのやりとり。
もったいないからここに曝す。途中のまんまです。
後日、学校で山本達とその時のことを話していたらヒバリさんに声をかけられた。
「その話、本当なの。」と話の真偽を確かめられて(質問してるはずなのになんで疑問形じゃないんだろう、その威圧感がコワイデス)、こちらに過失はないはずだと思うけどもしかしなくても自分のペットに変なもの食わせるなとか文句つけられるのだろうかとビビる。
(ヒバリさんならそんな理不尽もありえる気がしたけど)嘘ついても後が怖いのでトンファーを食らう覚悟で正直に頷くと、なぜか咬み殺されずに応接室まで連行された。
応接室に着いたとたんに待つようにと告げて、奥に行ってしまったヒバリさん。
オレはわけがわからないまま入口に突っ立っていたら、戻ってきたヒバリさんに奇妙な顔をされて、座るように勧められた。
仕方がないので恐縮しつつソファーに座ると、ヒバリさんはオレの前にあるものを差し出す。
それは、あのときヒバードがランボから奪っていったお菓子包みの一つだった…元の形よりだいぶ悲惨な状態になってはいるけど。
「?…あのぉ…ヒバリさん、?」
意味がわからず、おずおず声をかけるとヒバリさんはしかめ面で口を開く。「これ、」
「君のとこからあのこが持って帰ってきたやつで合ってる?」
「へ?!」
「…どうなの」
「えっ、ああっと…そうです!けど…それが何か?」
尋ねるとヒバリさんはむっつりと黙りこんでしまった。
(え?!ええ?!!なんなの?!!オレ何か間違った?!)
機嫌を損ねてしまったんだろうか。内心はらはらしつつ、黙ってヒバリさんの次の行動を待っていると。
「これ、くれない?」
ぼそっと告げられた言葉に、最初、聞き間違いかと耳を疑った。
「ちょっと、聞いてるの?――これとおんなじのを持ってきてって言ってんだけど」
やっぱり聞き間違いではないらしい。
ここまでで断念しました(爆)
補足。
雲雀さんはヒバードのご機嫌うかがいにケーキを手に入れたいんだけど、あきらかに手作りっぽいので作ったひとを探してました。
ツナの話からヒバードの入手経緯を知ったものの、小鳥のご機嫌うかがいのために欲しいとかちょっと恥ずかしいから言いたくなくてぶっきらぼうになってます。
ツナの方は、あの(強調)ヒバリさんにケーキ欲しいとか言われてちょっぴり混乱。
…そんなかんじです。
出番の削られてしまったヒバリさんとツナの応接室でのやりとり。
もったいないからここに曝す。途中のまんまです。
後日、学校で山本達とその時のことを話していたらヒバリさんに声をかけられた。
「その話、本当なの。」と話の真偽を確かめられて(質問してるはずなのになんで疑問形じゃないんだろう、その威圧感がコワイデス)、こちらに過失はないはずだと思うけどもしかしなくても自分のペットに変なもの食わせるなとか文句つけられるのだろうかとビビる。
(ヒバリさんならそんな理不尽もありえる気がしたけど)嘘ついても後が怖いのでトンファーを食らう覚悟で正直に頷くと、なぜか咬み殺されずに応接室まで連行された。
応接室に着いたとたんに待つようにと告げて、奥に行ってしまったヒバリさん。
オレはわけがわからないまま入口に突っ立っていたら、戻ってきたヒバリさんに奇妙な顔をされて、座るように勧められた。
仕方がないので恐縮しつつソファーに座ると、ヒバリさんはオレの前にあるものを差し出す。
それは、あのときヒバードがランボから奪っていったお菓子包みの一つだった…元の形よりだいぶ悲惨な状態になってはいるけど。
「?…あのぉ…ヒバリさん、?」
意味がわからず、おずおず声をかけるとヒバリさんはしかめ面で口を開く。「これ、」
「君のとこからあのこが持って帰ってきたやつで合ってる?」
「へ?!」
「…どうなの」
「えっ、ああっと…そうです!けど…それが何か?」
尋ねるとヒバリさんはむっつりと黙りこんでしまった。
(え?!ええ?!!なんなの?!!オレ何か間違った?!)
機嫌を損ねてしまったんだろうか。内心はらはらしつつ、黙ってヒバリさんの次の行動を待っていると。
「これ、くれない?」
ぼそっと告げられた言葉に、最初、聞き間違いかと耳を疑った。
「ちょっと、聞いてるの?――これとおんなじのを持ってきてって言ってんだけど」
やっぱり聞き間違いではないらしい。
ここまでで断念しました(爆)
補足。
雲雀さんはヒバードのご機嫌うかがいにケーキを手に入れたいんだけど、あきらかに手作りっぽいので作ったひとを探してました。
ツナの話からヒバードの入手経緯を知ったものの、小鳥のご機嫌うかがいのために欲しいとかちょっと恥ずかしいから言いたくなくてぶっきらぼうになってます。
ツナの方は、あの(強調)ヒバリさんにケーキ欲しいとか言われてちょっぴり混乱。
…そんなかんじです。
※注意!!!
ものすごくパラレル?な話です。でもある意味パラレルじゃない。(どっち)
そしてある意味で、にょた化(!)
ていうか、かてきょーひっとまんリ●ーンなのかも非常に怪しいくらいな話。
でも書いた人的には、りぼーん。
そんな感じでもよろしければ、スクロールどうぞ↓
ひっく、ひっく、
自分の腹にしがみついて泣く息子に、母親はよしよしと優しくその頭を撫でてやる。
そうすると子供は、ぎゅう、と握りしめる拳に更に力を込めるから、握られた服に皺が寄る。
けれどもそんなことは気にもしないでそっと甘い声で囁く。
この子がこれほどぐずることはとても珍しいのだ。うんと甘やかしてあげたい。
「…どうしたの?」
「…ふっ、っひぐ、……あの、ね…」
しばらく撫で続けてあげていると、少し落ち着いたのかおずおずと口を開いた。
「…こわいゆめ、みたの…」
それは真夜中に泣きながら布団にもぐり込んで来た事からも既に察せられていたことだったが、母親は何も言わずただ息子を撫で続ける。
「…ぼく…まっくらなばしょに、ひとりぼっちで………それから、いたくて…くるしくて…、」
ぽつりぽつり、子供はたどたどしく夢の内容らしき話を語りはじめる。
子供の話は抽象的で、しかし同時に子供らしい恐怖心にあふれた内容といえるものだった。
言葉をつむぎながら夢の恐怖を思い出してかカタカタと小さく震える。
「ふぐっ……それで、ね…しんじゃう、のっ!、……でも、また、…べつの、ぼくになってて…また、まっくら、で……………、」
震えながらそれでも話し続ける子供は、だがやがて様相を変える。その鮮やかな青色の瞳を虚ろにして、次第に口調までも変わっていく。
「まっくらで、でもそこにはこわいものがたくさんで…、………こわい?いや違う!!醜く、愚かで醜悪だ!!そして僕はまた、廻るんだ…!!…何度も、何度も、なんども、なんどもなんどもなんどもなんどもなんども!!!!」
狂ったように叫ぶ。
いつの間にか、小さな手が右目を押さえつけている。その指に力が込められ肉に食い込もうとする前に、白く細い指先が伸びてきて止めた。
びくり。瞬間、子供は体を跳ねさせて、そして電池が切れたように黙り動かなくなる。
「大丈夫、…だいじょうぶだよ」
子供特有の小さく柔い手のひらを自らの手の内に包みこみ、そう囁いた母親は、子供の一連の変貌にはまるで気にする素振りも見せずに、ただ静かに子供を膝に抱き上げる。
そして小さな体を抱き込み、安心させるように背中をそっと叩いた。
とん…とん…とん…
ゆっくりとした一定のリズムと与えられる温もりに、見開いたまま固まっていた子供の目蓋が落ちる。
――――…あぁ、あたたかい…
その目が完全に閉じきる直前、
「ねぇ、かあさん…ぼくは、ぼく、だよね…?」
ぽつりと溢された小さな呟きに応えはなく。…ただ、さらりと髪を梳き撫でる手のやさしい感触が肯定してくれているようで、そっと微笑み眠りに落ちた。
*****
すぅすぅと静かな寝息をたてる子供の頬をそっとなぜながら、目を細める。
穏やかな寝顔――いまは幸せな夢を見れているだろうか。
――――忘れなさい。
目許に残る涙を拭い、子供の耳許でそっと囁く。
その拍子にふわりと彼女の柔らかな栗色の髪先が触れたらしい子供は、擽ったそうに身動ぎをして、けれども目覚めることはなく、胸元に擦り寄るようにしてまるくなってやさしい微睡みの世界の中。
そのあどけない様子に、自然と唇に笑みが浮かぶ。
眠りについて重くなった身体を己の腕の中から布団の中に移そうとして…服をしっかりと握りしめて話さない相手の手に気づき苦笑を漏らす。
その手を無理矢理ほどくようなことはせずに共に横になりながら、風邪を引かないように上掛けをしっかりと掛けて。
目許に落ちた子供の青みがかった髪を直してやり、右目の目蓋に触れるか触れないかのキスを落とした。
「苦しいことも、辛いことも…それは、みんな幻だよ。」
翌朝覚醒したら、夢の内容も先程の遣り取りも、すべて子供は覚えていないことだろう。
当然だ、…無いものを覚えておく必要などないのだから。
――――その痛みは、幻。ありもしない幻の傷。
忘れなさい。捨てなさい。
遠き、古き、まほろばの記憶は。
絶望と辛苦と悲哀の旅は、遠い記憶の果てに、既に終わりを得た。
…今度こそ、おまえは幸せになっていいんだよ。
(…骸、)
(俺の、)私の、かわいい無垢なる子…
ファントムペイン(幻肢痛)…失った体の一部が、あたかも存在するかのように痛むこと。
ものすごくパラレル?な話です。でもある意味パラレルじゃない。(どっち)
そしてある意味で、にょた化(!)
ていうか、かてきょーひっとまんリ●ーンなのかも非常に怪しいくらいな話。
でも書いた人的には、りぼーん。
そんな感じでもよろしければ、スクロールどうぞ↓
ひっく、ひっく、
自分の腹にしがみついて泣く息子に、母親はよしよしと優しくその頭を撫でてやる。
そうすると子供は、ぎゅう、と握りしめる拳に更に力を込めるから、握られた服に皺が寄る。
けれどもそんなことは気にもしないでそっと甘い声で囁く。
この子がこれほどぐずることはとても珍しいのだ。うんと甘やかしてあげたい。
「…どうしたの?」
「…ふっ、っひぐ、……あの、ね…」
しばらく撫で続けてあげていると、少し落ち着いたのかおずおずと口を開いた。
「…こわいゆめ、みたの…」
それは真夜中に泣きながら布団にもぐり込んで来た事からも既に察せられていたことだったが、母親は何も言わずただ息子を撫で続ける。
「…ぼく…まっくらなばしょに、ひとりぼっちで………それから、いたくて…くるしくて…、」
ぽつりぽつり、子供はたどたどしく夢の内容らしき話を語りはじめる。
子供の話は抽象的で、しかし同時に子供らしい恐怖心にあふれた内容といえるものだった。
言葉をつむぎながら夢の恐怖を思い出してかカタカタと小さく震える。
「ふぐっ……それで、ね…しんじゃう、のっ!、……でも、また、…べつの、ぼくになってて…また、まっくら、で……………、」
震えながらそれでも話し続ける子供は、だがやがて様相を変える。その鮮やかな青色の瞳を虚ろにして、次第に口調までも変わっていく。
「まっくらで、でもそこにはこわいものがたくさんで…、………こわい?いや違う!!醜く、愚かで醜悪だ!!そして僕はまた、廻るんだ…!!…何度も、何度も、なんども、なんどもなんどもなんどもなんどもなんども!!!!」
狂ったように叫ぶ。
いつの間にか、小さな手が右目を押さえつけている。その指に力が込められ肉に食い込もうとする前に、白く細い指先が伸びてきて止めた。
びくり。瞬間、子供は体を跳ねさせて、そして電池が切れたように黙り動かなくなる。
「大丈夫、…だいじょうぶだよ」
子供特有の小さく柔い手のひらを自らの手の内に包みこみ、そう囁いた母親は、子供の一連の変貌にはまるで気にする素振りも見せずに、ただ静かに子供を膝に抱き上げる。
そして小さな体を抱き込み、安心させるように背中をそっと叩いた。
とん…とん…とん…
ゆっくりとした一定のリズムと与えられる温もりに、見開いたまま固まっていた子供の目蓋が落ちる。
――――…あぁ、あたたかい…
その目が完全に閉じきる直前、
「ねぇ、かあさん…ぼくは、ぼく、だよね…?」
ぽつりと溢された小さな呟きに応えはなく。…ただ、さらりと髪を梳き撫でる手のやさしい感触が肯定してくれているようで、そっと微笑み眠りに落ちた。
*****
すぅすぅと静かな寝息をたてる子供の頬をそっとなぜながら、目を細める。
穏やかな寝顔――いまは幸せな夢を見れているだろうか。
――――忘れなさい。
目許に残る涙を拭い、子供の耳許でそっと囁く。
その拍子にふわりと彼女の柔らかな栗色の髪先が触れたらしい子供は、擽ったそうに身動ぎをして、けれども目覚めることはなく、胸元に擦り寄るようにしてまるくなってやさしい微睡みの世界の中。
そのあどけない様子に、自然と唇に笑みが浮かぶ。
眠りについて重くなった身体を己の腕の中から布団の中に移そうとして…服をしっかりと握りしめて話さない相手の手に気づき苦笑を漏らす。
その手を無理矢理ほどくようなことはせずに共に横になりながら、風邪を引かないように上掛けをしっかりと掛けて。
目許に落ちた子供の青みがかった髪を直してやり、右目の目蓋に触れるか触れないかのキスを落とした。
「苦しいことも、辛いことも…それは、みんな幻だよ。」
翌朝覚醒したら、夢の内容も先程の遣り取りも、すべて子供は覚えていないことだろう。
当然だ、…無いものを覚えておく必要などないのだから。
――――その痛みは、幻。ありもしない幻の傷。
忘れなさい。捨てなさい。
遠き、古き、まほろばの記憶は。
絶望と辛苦と悲哀の旅は、遠い記憶の果てに、既に終わりを得た。
…今度こそ、おまえは幸せになっていいんだよ。
(…骸、)
(俺の、)私の、かわいい無垢なる子…
ファントムペイン(幻肢痛)…失った体の一部が、あたかも存在するかのように痛むこと。
「と、いうわけで綱吉くんの学校の件は日本ってことでよろしく家光!」
何が“と、いうわけ”なのかさっぱりわからないものの家光は「はぁ…そうですか」と返事を返した。
語尾に☆がつきそうな勢いの九代目に、普段のキャラどこに落としてきちゃったんですかとか考えたのだけれど、ここは余計なことは言わない方が懸命だろうと感じて――超直感は目覚めなかった筈なのだが…これまで幾つもの危険を乗り越えてきた経験が何かを自分に訴えかけているのだ――日本人の得意とする曖昧な返答でごまかす家光だった。
それに先程小耳に挟んだ話では、九代目とXANXUSの間で一騒動あったらしい。…ちなみに、家光自身も九代目の寝室から食堂へと続く位置にある廊下の辺りが煤けていたのを目撃している。
ニコニコ笑っている九代目と目を合わせたくなくてさまよった視線が最終的に向いた先は父親とやりあったらしい少年の自室のある方向だった。
XANXUSは、急に明日からヴァリアーに仮入隊することになって準備に忙しく(準備をするのはXANXUS本人ではなく世話役の者達であるが)それを理由に(何故か綱吉限定で)面会謝絶だった。
いろいろおかしいこの状況下で、更に綱吉の進学先の話が出てくるというのだから…もしかしなくとも綱吉が関係しているのだろうか。
(はぁ~、九代目ってばツっ君のことになると大人げないからなぁ~…きっとしょーもないことでXANXUSと喧嘩になったんだろうなぁ)
内心でのみうんうんと自分自身の出した予想に頷く家光は、己も妻似のひとり息子を目に入れても痛くないほどに溺愛していることを棚に上げていた。
しかしその予想は当たっている。
綱吉の語学力に悪影響だから――それだけの理由でXANXUSを外に遣り涙を飲んで綱吉の進学先を日本に決めた九代目だ。
(…とてもじゃないがファミリーの誰にも真実は教えられねーな…)
読心術によりすべてを知っている黒衣のヒットマンは、ボンゴレⅨ世の名誉と自分達のボスを尊敬するファミリーの理想を守る為に真実を秘すると誓うのだった。
どんどん九代目がひどいことになっていく…でも、こんなノーノが大好きです!
NEXT→歴然たる事実と
titleThanks[as far as I know]
何が“と、いうわけ”なのかさっぱりわからないものの家光は「はぁ…そうですか」と返事を返した。
語尾に☆がつきそうな勢いの九代目に、普段のキャラどこに落としてきちゃったんですかとか考えたのだけれど、ここは余計なことは言わない方が懸命だろうと感じて――超直感は目覚めなかった筈なのだが…これまで幾つもの危険を乗り越えてきた経験が何かを自分に訴えかけているのだ――日本人の得意とする曖昧な返答でごまかす家光だった。
それに先程小耳に挟んだ話では、九代目とXANXUSの間で一騒動あったらしい。…ちなみに、家光自身も九代目の寝室から食堂へと続く位置にある廊下の辺りが煤けていたのを目撃している。
ニコニコ笑っている九代目と目を合わせたくなくてさまよった視線が最終的に向いた先は父親とやりあったらしい少年の自室のある方向だった。
XANXUSは、急に明日からヴァリアーに仮入隊することになって準備に忙しく(準備をするのはXANXUS本人ではなく世話役の者達であるが)それを理由に(何故か綱吉限定で)面会謝絶だった。
いろいろおかしいこの状況下で、更に綱吉の進学先の話が出てくるというのだから…もしかしなくとも綱吉が関係しているのだろうか。
(はぁ~、九代目ってばツっ君のことになると大人げないからなぁ~…きっとしょーもないことでXANXUSと喧嘩になったんだろうなぁ)
内心でのみうんうんと自分自身の出した予想に頷く家光は、己も妻似のひとり息子を目に入れても痛くないほどに溺愛していることを棚に上げていた。
しかしその予想は当たっている。
綱吉の語学力に悪影響だから――それだけの理由でXANXUSを外に遣り涙を飲んで綱吉の進学先を日本に決めた九代目だ。
(…とてもじゃないがファミリーの誰にも真実は教えられねーな…)
読心術によりすべてを知っている黒衣のヒットマンは、ボンゴレⅨ世の名誉と自分達のボスを尊敬するファミリーの理想を守る為に真実を秘すると誓うのだった。
その誓いの届く先。はたしてそれは、胸の中にか空の上にか。
(別にどこに届こうと、その内容は馬鹿らしいことこの上ないけれど。)
(別にどこに届こうと、その内容は馬鹿らしいことこの上ないけれど。)
どんどん九代目がひどいことになっていく…でも、こんなノーノが大好きです!
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[titleThanks:as far as I know]
ただいまこっそり執筆中。テーマは片恋。
下は7題の2番目、の一部抜粋です。
彼とみんながこの街を出ていって、季節がふたつ過ぎた頃。
約束通り、彼から手紙が来た。
お元気ですか?、お決まりのフレーズからはじまるあたりさわりのない…手紙。
『私は元気です。そちらの生活にはもう慣れましたか…』
迷って結局、私もどこででも見かけるような…そんな書き出しからはじめて、とりとめもない日常のことを報告するだけの手紙を返した。
綱←京
幾ら後悔してもとりかえしはきかないもの。それでも迷いこむ思考の迷路。
これの他に、ジャンル・組み合わせ混合で挑戦予定。
リボ(綱→←京、雲→綱、骸→綱)、MV(シャル←ヴァニ、ヴァニ←カベ、カフェ→女主)
…あくまでも予定。
ただいまこっそり執筆中。テーマは片恋。
下は7題の2番目、の一部抜粋です。
彼とみんながこの街を出ていって、季節がふたつ過ぎた頃。
約束通り、彼から手紙が来た。
お元気ですか?、お決まりのフレーズからはじまるあたりさわりのない…手紙。
『私は元気です。そちらの生活にはもう慣れましたか…』
迷って結局、私もどこででも見かけるような…そんな書き出しからはじめて、とりとめもない日常のことを報告するだけの手紙を返した。
綱←京
幾ら後悔してもとりかえしはきかないもの。それでも迷いこむ思考の迷路。
これの他に、ジャンル・組み合わせ混合で挑戦予定。
リボ(綱→←京、雲→綱、骸→綱)、MV(シャル←ヴァニ、ヴァニ←カベ、カフェ→女主)
…あくまでも予定。
ショックのあまりフリーズしていた九代目だったが、直ぐに正気にかえった。
綱吉があんな言葉を覚えてしまった原因なんて1人しか思いつかない。くる~り、と息子へと顔を向ける。
「――――…XANXUS」
静かな声音でその名を呼べば、赤い瞳を斜に構えて九代目を見返して「あぁ?」と返事を寄越してくる。
「少し話があるんだが、いいかね。」
「――はぁ?」
掛けられた言葉に少年は元々寄っている眉間のシワをさらに深くして眉をキリリとつり上げる。
…何も知らない者からみれば、彼のこの対応は話を聞く気がない喧嘩腰の柄の悪い返事としか思えないだろうが――実は本人的には『話ってなぁに?』と小首を傾げて訊くようなニュアンスの科白だったりする(とてもそうは見えないけれど)。
少年の言動を正しく読み取ることが出来る者は彼に親しい者でもそう多くないが、その数少ない内の1人である九代目は今回もその意味を正しく読み取って、無言で頷いた。
そして今度はその場で屈み綱吉と視線を合わせると、優しい笑顔で話しかける。
「――と、いうわけで綱吉くん。私とXANXUSは大事なお話があるから、先に行っていてくれるかね?」
「? うん、いーよ!」
「奈々さんも待っているだろうから私たち来なくても先に朝食にしてくださいね?」
「は~い!」
九代目の言葉に、綱吉はよいこのお返事を返す。
朝食はなるべく席をともにするようにしている彼らだが、仕事柄突発的に予定が入ることもよくあることなので、綱吉は一緒に食事はできないと言われてもあまり気にならない。
むしろ子供の健康的なお腹は元気に空腹を訴えていたのでその気持ちは簡単に今朝の朝食のメニューへと傾いているようで、「またこんどいっしょにたべよーね!」そう言うと綱吉は九代目達の様子を気にする素振りは一切見せずにパタパタと廊下の先へ駆け足で去っていった。
その小さな後ろ姿を見送って、九代目は改めてXANXUSに向き直る。
そして一言、告げた。
「でていきなさい。」
別に追い出すわけじゃありません。一応社会勉強という名目は用意してあります。
でも本音はつなよしくんに悪影響だからだよ!(マフィアがそれをいうか)
NEXT→胸の中にか空の上にか
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綱吉があんな言葉を覚えてしまった原因なんて1人しか思いつかない。くる~り、と息子へと顔を向ける。
「――――…XANXUS」
静かな声音でその名を呼べば、赤い瞳を斜に構えて九代目を見返して「あぁ?」と返事を寄越してくる。
「少し話があるんだが、いいかね。」
「――はぁ?」
掛けられた言葉に少年は元々寄っている眉間のシワをさらに深くして眉をキリリとつり上げる。
…何も知らない者からみれば、彼のこの対応は話を聞く気がない喧嘩腰の柄の悪い返事としか思えないだろうが――実は本人的には『話ってなぁに?』と小首を傾げて訊くようなニュアンスの科白だったりする(とてもそうは見えないけれど)。
少年の言動を正しく読み取ることが出来る者は彼に親しい者でもそう多くないが、その数少ない内の1人である九代目は今回もその意味を正しく読み取って、無言で頷いた。
そして今度はその場で屈み綱吉と視線を合わせると、優しい笑顔で話しかける。
「――と、いうわけで綱吉くん。私とXANXUSは大事なお話があるから、先に行っていてくれるかね?」
「? うん、いーよ!」
「奈々さんも待っているだろうから私たち来なくても先に朝食にしてくださいね?」
「は~い!」
九代目の言葉に、綱吉はよいこのお返事を返す。
朝食はなるべく席をともにするようにしている彼らだが、仕事柄突発的に予定が入ることもよくあることなので、綱吉は一緒に食事はできないと言われてもあまり気にならない。
むしろ子供の健康的なお腹は元気に空腹を訴えていたのでその気持ちは簡単に今朝の朝食のメニューへと傾いているようで、「またこんどいっしょにたべよーね!」そう言うと綱吉は九代目達の様子を気にする素振りは一切見せずにパタパタと廊下の先へ駆け足で去っていった。
その小さな後ろ姿を見送って、九代目は改めてXANXUSに向き直る。
そして一言、告げた。
「でていきなさい。」
問答無用で捻じ伏せる。
(横暴?いえいえ、ここのルールは私です。)
(横暴?いえいえ、ここのルールは私です。)
別に追い出すわけじゃありません。一応社会勉強という名目は用意してあります。
でも本音はつなよしくんに悪影響だからだよ!(マフィアがそれをいうか)
NEXT→胸の中にか空の上にか
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それは会話というにはあまりにも稚拙なものだったが、可愛らしいとしか表現しようがないその様子に九代目は本来の目的(綱吉くんをイタリア語ペラペラにしてイタリアの小学校に通わせよう計画)をすっかり忘れて、かーわいーなぁ綱吉くん♪と愛でて(むしろ悦に入って)いる。
しかしそんな、これが組織のトップで大丈夫か?!と疑問視されかねない老人の常春状態だった心象風景は、次の瞬間、真冬へと塗り替えられてしまう。
彼の耳を通り抜けたその言葉には、それほどの威力があったのだ。
…………………………………。
聞き間違いだろうか。そうだと思いたい。そうであってほしい。いや、そうでなければならない!うんうんっ、聞き間違いだよ!?
全力で否定しようとする内心の片隅で、しかし、どんな非常事態にも冷静な判断下せるようにとマフィアのドンとして長年に渡り鍛え上げてきた百戦錬磨の優秀な脳が、冷徹にもこれは現実だと告げてくる。
(そ、そんな馬鹿な…?!)
――――綱吉くんがカスって言った!?(大打撃)
誰の影響かなんて、考えるまでもない(笑)
そして親子喧嘩カウントダウン。
…しかし九代目が変態くさ、(謝)
NEXT→捻じ伏せる
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しかしそんな、これが組織のトップで大丈夫か?!と疑問視されかねない老人の常春状態だった心象風景は、次の瞬間、真冬へと塗り替えられてしまう。
彼の耳を通り抜けたその言葉には、それほどの威力があったのだ。
そう、それはまるで、二月の風のような
(冷え冷えと心までをも凍らせる、衝撃)
(冷え冷えと心までをも凍らせる、衝撃)
…………………………………。
聞き間違いだろうか。そうだと思いたい。そうであってほしい。いや、そうでなければならない!うんうんっ、聞き間違いだよ!?
全力で否定しようとする内心の片隅で、しかし、どんな非常事態にも冷静な判断下せるようにとマフィアのドンとして長年に渡り鍛え上げてきた百戦錬磨の優秀な脳が、冷徹にもこれは現実だと告げてくる。
(そ、そんな馬鹿な…?!)
――――綱吉くんがカスって言った!?(大打撃)
誰の影響かなんて、考えるまでもない(笑)
そして親子喧嘩カウントダウン。
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