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完成予定0.00X%のネタをこっそり呟くためのブログ。半端なままでの更新が多くともそこはそっと見守ってあげてください&応援する気持ちが芽生えたら拍手を!(管理人がむせび泣いて喜びます)
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標的236ネタ。シリアス。
現時点で書きたいシーンのみで、他は状況説明としてメモ書き程度だったりします。


ハルと京子のボイコット宣言後、女性陣は立て籠りを開始。
ツナが途方にくれているとそこに装置の移動を終えた正一とスパナがアジトへやってきます。
事情を聞いた正一は、「なるほどねぇ…」と相槌をうち女子の行動に感心したような態度をとりますが、そんな正一の態度に食って掛かるツナ。
「もう!入江君!!感心してる場合じゃないですよ!?」
京子ちゃんやハルをマフィアに巻き込むなんて、絶対に絶対にだめだ!!と、ただでさえ以前のヴァリアー戦で守護者として山本や了平を巻き込んでしまったことを未だに納得しきれていないツナは、この上彼女達まで巻き込むのは絶対に嫌だと頑なに言い続けます。
一方、なんでそんなに頑なになるのかなぁと頭をかく正一。
状況に混乱し気持ちの整理がうまくついていないツナは、正一に怒りをぶつけます。

「なんだよっ!…大体、入江君達が京子ちゃんたちまで未来に連れてきたりしなければこんなことにはならなかったんじゃないか…っ!」
「そんなこと言われても…前にも言ったけど、それは仕方なかったんだよ…この時代の綱吉君だって色々考えて決めたことで…」
「そんなのっ!何度言われたって納得なんてできないよ…!!」
正一の言葉を遮るように叫ぶ。
その顔は、くしゃりと歪んでいて今にも泣き出しそうな、悔しそうな、悲しそうなものだった。
握った拳が小刻みに震えている。
「守らなきゃいけないのに…守りたいのに…そのはずなのに……ぜんぜん、オレなんかじゃ守れないんだ……」
思い出すのはメローネ基地で見せ付けられた真6弔花の力…白蘭との圧倒的なまでの力の差。
――――そして、正しく開匣することさえできていない自分の匣。

大丈夫。もうすぐ。信じて。先程彼女達に言ったその言葉は、まるで自分自身に言い聞かせてるみたいだった。
安心させたかったはずなのに、あの時巧く笑えてたかどうかすらわからない。
今の自分のままで、本当にみんなを無事に過去に帰してあげられるのか――守れるのか。
…覚悟は、心は、強く決まっているのに、実際にはなんて不甲斐ないダメツナなのだろうか。

「………こんな状態で、京子ちゃん達に全部教えるなんて…そんなの今よりずっと不安にさせるだけじゃないか…」
顔をふせて弱々しく呟く綱吉の姿に、正一はあらためてこの沢田綱吉は自分の知るドン・ボンゴレではなくまだ14歳の少年なのだと実感する。…そんな子どもに世界の命運も何もかもを賭けて…いや、背負わせているのだと。
(………それでも、この子は綱吉君だ。いまだ未完成で…そして未知数な、可能性に満ちた大空の継承者…この時代の彼自身が信じ、託した相手)


途中だけど眠いのでここまで! orz
暇があれば続きも書きにきます。

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